
明暦の大火で焼失した江戸城修復か?
伊豆東方沖の海底で既に見つかっていた、徳川家の家紋三葉葵(みつばあおい)を彫り込んだ屋根瓦の海底詳細調査を行いました。
当社独自の精密な海底計測技術により進められ、江戸時代の沈船の謎に迫ります。
この調査データは水中考古学での貴重な財産となります。
三葉葵が彫り込まれた屋根瓦

瓦などの船荷が散乱する海底を、マルチビーム音響測深機による三次元精密地形計測、音響地層探査機による海底遺物調査、水中ドローン撮影を駆使し調査を行いました。

海底で発見された瓦

海底で発見された江戸時代の瓦

海底で発見された江戸時代の瓦

海底で発見された江戸時代の瓦
「海中デジタルツイン」ゲームエンジンで水中遺跡を再現
水中で撮影した写真をもとにフォトグラメトリ技術を活用し、緻密な3次元モデルを構築しました。実測データから海底に眠る文化財を忠実に再現し、ゲームエンジンのUnreal Engine上にVR空間を展開。水中遺跡の海底散歩を実現しました。三葉葵が刻まれた鬼瓦はデジタルツインの世界に保存され、WIND EXPO 春 2025で初公開となりました。
WIND EXPO 春 2025の出展についてはこちらをご覧ください:東京ビッグサイト WIND EXPO 春 2025 に出展!
VRで巡る水中遺跡

伊豆東方沖の水中遺跡をゲームエンジンで再現